文化庁メディア芸術祭

2/24〜3/5まで恵比寿の東京都写真美術館文化庁メディア芸術祭を開催していた。行こう行こうと思っていたのだが、結局最終日になってしまった。こうゆうイベントは終わりに近づくと混むからいやなんだけど…。
午前中は野暮用で着いたのは、結局午後過ぎになる。なすがままに入場するとちょうど「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-」が上映する時間。ガンダムを全く見たことがない。未来の近代的な地球とそれを征服しようとするストーリー。ガンダムファンには堪らない内容なんだろうなとふと思う。
さて、ガンダムを見終わってから3Fの受賞作品をみる。入口を入るとアニメーション部門の大賞の「浮楼」のスクリーンがでぇ〜んと映し出されている。時間と共に人生の縮図を表した作品で、多くの人がスクリーンの前に釘付けで眺めていた。
また、どこかで見たことがあるなぁーと思っていたらデジスタの作品がいくつも展示されている。更に、NINTENDO-DS の作品もあり、自由に DS を触ることが出来た。実際に DS はじっくり触れるのはこれまた初めて。人気のある作品には列が出来ていてなかなか順番が回ってこない(笑)。タッチスクリーンを使った UI や音声入力などを兼ね備えたデバイスとして、DS はやはり良く出来ていると改めて認識する。
エンターテインメント部門の大賞の「Flipbook!」は、インターネット上で Flash を使ったパラパラマンガを作れる作品。ユーザーは、マウスを使って好きな絵をコマ撮りの要領で描き、最後に Save すれば Flipbook! がリピート再生されるアプリ。特に、コマ撮りの前の絵が微妙に残るところがミソ。この仕掛けが擬似モーフィングに見せている。
他には、マンガ部門にはPCの他にマンガも置いてあり、皆熱心にマンガを読んでいる。
さて、2F には功労賞として海洋堂の巨大なフィギュアと食玩がショーケースにところ狭しと展示されている。そこには、ANAキャビンアテンダントのフィギュアもあった。精巧な作りには脱帽。
もうこの時には、かなりの時間が経ちあまり時間がなくなっていたのだが、B1F に歴代受賞展「デバイスアート展」や先端技術ショーケースを見た。この辺りは、次世代のアーティストを目指す人には、良いアイデアとなるネタが多く隠れていたのではないかな。
素人からプロまで、様々な作品が一同に見られ刺激となった一日であった。