コスモ アースコンシャス アクト アースデー・コンサート
毎年、4/22 のアースデーに開催されているアースデー・コンサートが今年も「アースコンシャス〜地球を愛し、感じるこころ〜」をテーマに日本武道館で行なわれた。例年、数組のアーティストが集うこのイベントであるが今年は倉木麻衣、一人によるコンサートであった。
開演前に、TOKYO FM のパーソナリティと登山家の野口健氏とのやり取りがあり、19時に 2/19 にTFM「HEART SHARING」で放送されたワンガリ・マータイ氏と倉木麻衣のインタビューのダイジェストのビデオが放映されコンサートはスタートした。続いて、TOKYO FM少年合唱団による「MOTTAINAI」ソングの合唱、倉木麻衣による詩の朗読が流れた。
朗読が終わると「NEVER GONNA GIVE YOU UP」の曲が流れ、倉木麻衣が白に「Wonderful World」と書かれてタンクトップに倉木麻衣としては珍しく、水色のシャーリングのスカートに白のバスケットシューズ。ベルトには花柄の刺繍が施されている。
「風のららら」の後にMCがあり挨拶。続いて「Time after time」と続く。
「Reach for the sky」の後に再び、MCがありコンサートは珍しい「冷たい海」を披露。その後は、キーボードによる弾き語りやバラードの曲が数曲続く。「Simply Wonderful」でダンサー二人によるダンスがあった。
で、ここでバンドメンバー紹介と同時に倉木麻衣が衣装チェンジで引っ込む。生放送されているのでそんなに時間はないが、今度は、黒のピンクのタンクトップの重ね着に黒のカーゴパンツ、黒のシューズ。トップの黒のタンクトップの縁はゴールドのラメが輝いている。コンサートでは良くあるスタイルである。
衣装替え後は、「ダンシング」とノリのある曲で始まり「Feel file!」まで続いた。「Feel file!」では火を模したオブジェがキレイだった。
大きな大歓声のアンコールに応えるかのように白に「COSMO EARTH CONSCIOUS ACT」と書かれてオリジナルTシャツと限定のラバーバンド、ダメージデニムに白のバスケットシューズの倉木麻衣が再登場。アンコールを「Step by my side」をグランドピアノで披露。
その後は、「chance for you」から「always」までは言わずものがの盛り上がりを見せる。
最後は、ツアーメンバー全員による挨拶と倉木麻衣のカーテンコールによる最後の挨拶があり約2時間のコンサートは終了した。
ちなみに、SETLISTは
- NEVER GONNA GIVE YOU UP
- key to my heart
- 風のららら
- Time after time 〜花舞う街で〜
- Secret of my heart
- Reach for the sky
- 冷たい海
- Like a star in the night
- I sing a song for you
- Simply Wonderful
- ダンシング
- Delicious Way
- Love, Day After Tomorrow
- Everything's All Right
- Stand Up
- Feel fine!
- Stay by my side
- chance for you
- ベスト オブ ヒーロー
- always
JFN加盟38局ネットと全世界27カ国生中継ということで、倉木麻衣本人も相当なプレッシャーがあったと思う。特にMCは、普段より慎重に丁寧に言葉を選んでいたように思う。
ただ、サウンドの調整が不十分だったのか、せっかくの大賀好修のギタープレーが最初の方が全く、中盤は割りと聞こえるようになったが従来のコンサートのサウンドにはなっていなかったのが残念。また、今回初のなるのか db の大藪拓がマニピュレータに参加してバンド全体の厚みを増していたのは見逃してはいけない。
アースデー・コンサートということで、普段の倉木麻衣のコンサートには来ないような人たちが今回のコンサートに来ていた印象を受けた。特に女性のオーディエンスが多かったのは今後の倉木麻衣のアーティストとして絶好の機会だったのではないだろうか。