THE BEATLES IN TOKYO 1966 浅井慎平・写真展

東京・銀座のソニービル40周年イベント 第二弾「THE BEATLES IN TOKYO 1966 浅井慎平・写真展」が 7/17 までソニービルで行なわれている。
ソニービルがオープンした 2ヶ月後にビートルズが来日し、ロックコンサートとして初めて日本武道館が使われたが、そのビートルズの来日時に日本の唯一の公式カメラマンとして浅井慎平が撮り下ろした写真、約80点が展示されていた。
この写真展は、浅井慎平の幻のデビュー写真集、150点の中からチョイスされている。その中には、ビートルズが来日する直前の羽田空港の様子から有名なタラップを降りるくる 4人のショットや滞在中のリラックスしたビートルズの 4人のプライベート風景。そして、日本武道館の演奏中のショット。最後に再び次ぎのコンサート地へ旅立つ飛行機まで 102時間の思い出が凝縮された貴重な写真であった。
特にホテルからの真珠のお土産や主催者からの三味線、横笛、お面などが送られた品々を見につけた 4人のプライベートショットは他ではなかなか見られないだろう。
更に、浅井慎平の当時のカメラや警官以外に唯一、ビートルズに近づくことが許される主催者と後援者が付ける腕章、幻の写真集(150点全てカラー)の展示もあった。
写真で印象に残ったのは、"腕章" を気に入りもらったジョン・レノンが帰国後の飛行機のタラップを上る時に左腕に付けていた腕章が映っているショットだろうか。
モノクロだとカラーと違って見るもののイマジネーションを奮い起こさせてくれる気がした。
また、来日している時はホテルは超豪華だったようだが、食事のメニューは特別のものが用意されてなく「一般客と同じメニュー」だったというコメントがトリビアらしく印象に残った。