ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会

ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会が、6/27 に青山葬儀所で行なわれた。
前日も同所で関係者向けにあり天気が悪かったが、この日は全く雨の心配がない暑い一日となった。
青山葬儀所の正面入口には「ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会」とホワイトにブルーで書かれたゲートが作られており、そのゲートをくぐると坂井泉水さんのリラックスしたショットとジャケ写の2枚の描かれた塀があり、それに沿うように歩道を上っていく。歩道の左右には、紫陽花とデルフィニウムが飾られている。
歩道を上っても紫陽花とデルフィニウムのブルーとホワイトの所謂 ZARD カラーが目に飛び込む。
式殿の右側には、縦4.6m X 横8m の 369インチの大型ビジョンが設置されており、そのビジョンの前には先月末に東京と大阪で行なわれた献花台の時の献花やイラストや思い出の品が多数備えられていた。また、大型ビジョンには以下の PV とライヴ映像が繰り返し流され参列者が見入っている。

  • Good-by My Loneliness (PV)
  • あの微笑みを忘れないで
  • 負けないで
  • 来年の夏も
  • Oh my love (PV)
  • マイ フレンド
  • Today is another day
  • もっと近くで君の横顔見ていたい
  • Don't you see!
  • 永遠 (PV)
  • 揺れる想い (PV)

屋外の塀には、坂井泉水さんのパネルが多数展示されていた。
また、祭壇に向う中庭の中央には「ZARD BEST The Single Collection〜軌跡〜」のパネルが展示され、その両脇の壁にもレコーディングの時に撮ったショットなどが多数展示されている。
献花には、カラー クリスタル・ブラッシュを1本手渡された。祭壇の中央には、坂井泉水さんの遺影と共に赤の白のカーネーションとガーベラで彩られ「ZARD」と大きなオレンジの文字となっている。
また中央には「負けないで」の直筆歌詞が譜面台に置かれ、左側にはミキサー、ヘッドフォン、マグカップが、右側には真っ赤のトイピアノが置かれ、その前にも献花台で記帳されたノートが多数置かれていた。ちなみに、このレイアウトは、Studio BIRDMAN を再現しているという。
献花を済ますと上手に BIRDMAN 野村昌之氏が献花を済ませた一人ひとりに深々と会釈されていた。
祭壇を出てすぐの壁には、どこかの空港で坂井泉水さんが子供を見ている姿の 1枚のパネルが非常に印象的に残っている。
再び、屋外に出ても人の波は途切れず多くの参列者はその間々帰らず、大型ビジョンの映像を食い入るように眺めているファンが多かった。
参列者の列は、午後6時過ぎる頃から長くなり始め、午後6時30分頃には列はピークとなり、当初の午後7時までの受付でとても終われる雰囲気ではなくなっていた。その後も参列者は途絶えることはなかったが、午後8時30分くらいになると参列者の列を仕切っていたチェーンが外され、大型スクリーン前が開放され、上記のライヴ映像と共に坂井泉水さんと一緒にこの時間まで残っていたオーディエンスが大合唱となった。
多くの人に愛されて続けた坂井泉水さんが、そこにいることを皆信じていたことだろう。
また、参列者には、「きっと忘れない」の歌詞が入ったポストカードが配られた。

最後に、ファンの為にこのような音楽葬を開催してくれた事務局や当日受付けてをされたスタッフの方々に感謝します。ZARD の歌はこれからも永遠に聞き続けるでしょう。坂井泉水さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
追記:
受付時間は、午後7時から午後9時に延長されていた。