オープンソースカンファレンス 2008.DB

今年で3回目となる OSC 2008.DB が6/7に法政大学 市ヶ谷キャンパスで開催された。

内容は、午前中がPostgreSQLMySQLFirebird の3つのOSSのUpdateの紹介。午後は実際に組込みとして使うための勘所や日本語処理問題、SELinuxセキュリティポリシーをDBにも適用したSE-PostgreSQLの紹介などのセミナーが行なわれた。

続いて「大学におけるデータベースの教育について」長岡技術科学大学准教授 湯川高志氏の招待講演が行われた。工学部が中心の大学で高専から進学してくる学生も多く、JABEE という accreditaion を導入して学生の全体のレベルも高いという。
15コマ(1コマ/90分)の中でデータベースを教える難しさが紹介された。また、授業では、Niigata Linux のディストリが使われているという。

その他に、上記の3つのOSSの講師を交えてのパネルディスカッションやライトニングが行なわれた。データベースというと一般の人には取っ付き難いとこもあるのかふつーのオープンソースカンファレンスとはオーディエンスが濃さが違ってたのが興味深かった。