Azusa、あまみんちゅなライヴ

AZUSAが新宿RUIDO K4で「第3回 むじらしゃホコラシャ TOKYO NIGHT」に出演した。RUIDO K4は初めて行くハコ。B2Fのフロアに椅子と丸テーブルがある畳20帖ほどのフロアに70cmくらい高くなったステージがある。K2と比べると随分小さい。ただ、小さいながらミラーボールが3機ついていたり照明も高価なものではないが装備されている。

タイトルにあるように音楽を通して奄美という文化を広めようという思いから企画され奄美人(あまみんちゅ)なアーティストが多数出演するイベントである。事前にAzusa


歌いはじめて、今までで一番見に来て欲しいliveです。
とブログのエントリーにあるようになんだかいつものAzusaのライヴとは違い期待大な予感がした。ちなみに、奄美出身と言えば、元ちとせや中孝介、城南海が思い浮かぶかも知れない。


まず、奄美出身のサブティンが前説後に徳之島生まれの安田梨海(りみ)でライヴがスタート。keyboardと三味線の弾き語りでKiroroの思わせるマッタリミディアムな曲を4曲披露。裸足で歌うのが奄美な感じ!?


続いて、転換の間にサブディンと梨海とのトーク。サブディンって最初見た時には新宿二丁目の人がMCをやっているのかと思っていたが、トークを聞いているとザギンに務めているリーマンだと聞いてビックリ。普段、どんな人なんだろうと想像するだけでもこわぃ(笑)。今回のトークで梨海はトラウマになってしまったらしくてなんだかかわいそう。


で、2組目はAzusaが「i love」でライヴがスタート。初めて聞く曲である。前回のライヴで予告していた通り今回はバンドスタイル。DrumとBassも入ったバンドスタイルはhillsパン工場のライヴ以来だろう。実はこの「むじらしゃホコラシャTOKYO NIGHT」の第1回がAzusa名義では初のソロライヴであった。残念ながらこのライヴのことは知らなくて今でも悔やまれる。そうゆう意味でも、上記の「一番見に来て欲しいliveという」ことに込められているような気がしている。


さて、前置きは長くなってしまったが、この日はボートネックの黒のTシャツに赤、黄色、紫の原色の花柄のワンピにTストラップサンダルという衣装。また、久しぶりにマスカラにメークも決めて、ポイントに大きめの桜のイヤリング。ちなみに、転換時のトークで「今日は奄美のお祭りなので海に生きそうな感じにしました」と語っていた。

2曲目以降は「ゆうやけこやけ」「ハタチの手紙」「I WISH」など定番となっている曲を披露。いつもの弾き語りと違ってバンドスタイルだとアレンジも異なり曲自体に厚味が増す感じ。MCでは、もう定番となっている物販していた奄美の"サーターアンダーギー"と"かじゃ豆"の話。ただ、Azusaレコーディング・ダイエットをしているようで紹介するに留まった。また、今後のライヴ告示をした。
そして、ラストはイントロとアウトロをアカペラの「Precious time」。今のAzusaのレパートリーの中では一番キャッチーな曲と言える。

転換では、再びAzusaが登場しサブディンとのトーク。チケットの告示だけで引っ込むつもりAzusaだったが、サブディンに二十歳の抱負を聞かれ


CDを出すように頑張りたいです
と初めてAzusaの口からCDのことを聞けたのがうれしかった。サブディンに感謝。


その後は、奄美らしいスタローズやサブディンのダンスショー、PUNKなSOUTH BLOW、そしてトリは島唄と今風なメロディを融合させたネリヤ☆カナヤまで奄美の音楽を存分に堪能できた気がした。奄美というと島唄というイメージがあるけど、これほど多様な音楽そして奄美人の人たちの奄美に対する思いが存分に伝わるイベントであった。


ちなみに、AzusaのSETLISTは
 M5. i love
 M6. ゆうやけこやけ
 M7. ハタチの手紙
 M8. I WISH
 M9. Precious time