OSC2006 Tokyo/Spring
オープンソースカンファレンス2006実行委員会主催の OpenSourceConference 2006 Tokyo/Spring(OSC 2006)が 3/17〜18 に日本電子専門学校で行われた。
3/17 は、独立行政法人 オープンソースセンター長 田代秀一氏や LPIジャパン 石田晴久氏、JBoss Inc Marc Fleury, Ph.D 氏などの招待講演などがあったようだ。
3/18 は、コミュニティを中心としたタイムテーブルが組まれていた。様々なプログラムがあるので、事前の登録が必要とはいえセレクトに困る人もいたのではないだろうか。
さて、洩れが聞いたのは、「Wiki記法のエトセトラ」,「最新Apache動向」,「『必見!最新デスクトップFUJIの全貌』+『水島裕』の"ペンギンちゃんねる"公開収録」,「ライトニングトーク&閉会式」に参加した。
- Wiki記法のエトセトラ
などが説明された。結局、Wiki文法の標準化はされず、ユーザー毎に馴染んだWiki文法が使われる。たぶん、参加者はWiki以前にHTMLを知っている人たち、そうゆう人たちにとってWikiは便利に見える。また、今のWikiは
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- HTMLタグめんどくさい
- タイトル、リスト、テーブルくらいあれば良い。修飾は入らない
- アイテマイズとリンクがあれば良い。それ以上複雑だと覚えられない
- HTMLベタ打ちもあればそれもアリ
- Wikiを啓蒙させるにはWYSIWYGは必要。だけど、参加者は使わない意見多し(笑)
- テキストは書くけど、HTML知らない
- メイルが、そのまま貼れる機能があればうれしい
- 会社で使わせる場合、"記号"を覚えるさせるの難しい
- ファントが違うと変になる
- Wikiのシェアは興味ないけど、どこで(ローカル、イントラなど)使われているか知りたい。事例はない。増井さんが集めていたような…
- WYSIWNGでなくても「ツールバー」で良い
- データ変換は、常に使うものではないが、"バックアップ","ミラーサイト","Wikiエンジンの変更"の時に必要
などの話が出た。で、参加者のWikiの使い方として
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- グループウェア的な使い方
- 仕事の進捗やレポート
- カンファレンスやイベントレポート
などを上げていた。
- 最新Apache動向
- 『必見!!最新デスクトップFUJIの全貌』+『水島裕の"ぺんぎんちゃんねる"公開収録 』
- 前半は、Turbolinuxデスクトップ「Turbolinux FUJI」の製品紹介
- 後半は、WebTV「ペンギンちゃんねる」の公開収録
- MC は水島裕。今は声優でお馴染みだけど洩れには「連想ゲーム」の印象が(笑)
また、公開収録といっても「Turbolinux」に関するカルトクイズや水島氏に関するクイズ。正解者には、プレゼントがもらえた。ちなみに、3/22 にこの日の模様が放送されるそうだ。
- ライトニングトーク & 閉会式
- 司会は、3回目となるJUSの法林浩之氏
- 10分前に出る人を聞いた戸惑う法林氏
- 特別ゲストとして水島裕氏。「ペンギンちゃんねる」の番宣
- 「音楽を視覚的に認識する方法 及びウダーの習得を支援するソフトウェア開発」
- 2005年度 未踏ユースに選出された
- 「ウダー譜」と「ウダー練習ソフト」の紹介
- ギターとウダー、そしてウダー練習ソフトのコラボ
- blanco Framework ご紹介
- ソフトウェアを海外で普及させるには:あるいはソフトウェアプロジェクトの延命法
- How to recruit若者 from 京都」
- S60年生まれ
- 新人勧誘
- 1にソース、2にソース、3,4はなくて5にマネー
- 僕が "gentoo" を使う理由
- Mona〜星を継ぐもの〜
- 「30日でできる! OS自作入門」の入門
- OSASKの開発者が本を出版する
- 中学生に最適な本
- HTML2.0再入門 -リンクの冒険-
と計9件の発表があった。その後は、大抽選会があった。
最後に、事務局の みやはら氏によれば、3/17,18 の入場者は、それぞれ 400人、700人。昨年と同じくらいだったという。また、今後も関西、北海道、東京、そして沖縄で行うことを発表しイベントは終了した。